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2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] 帝国の成り立ち
2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] 執務室に潜む影
2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] 皇帝ではなく、清掃員との出会い
2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] フェスエによる重大な発見
2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] 領空侵犯
2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] 黒い太陽への旅立ち
2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] 艦隊の再出発
2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] 少女の演説
2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] 先ほど以上の大混乱
2014/04/29
図書館グーゴルプレックス] コンピュータへの残酷な尋問
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 概要: 

図書館グーゴルプレックス] 帝国の成り立ち

 概要: 「そういえば、この帝国とやらのことなんじゃが」 老人がだいぶ回復すると(ついでに服を片付けると)、冒険家が口を開いた。「いったい何のために作られたんじゃ? クーデターがどうとか聞いたが」 老人が飛び上がらんばかりに驚いた。「あなたがたは学生連合の者じゃないのか?」 全員が首を横に振る。「俺たちはちょっと用事があって、この第十三空洞の都市から来たんだ」「本が盗まれちゃったんです!」「〈全知の書〉とか...

図書館グーゴルプレックス] 執務室に潜む影

 概要:  エレベーターに乗り込み、四人は皇帝執務室に到着した。 そこは広くて四角い部屋で、入り口の向かい側には第十三空洞のものと思われる地図(大きな本)が貼ってあり、その手前には堂々とした机が置いてあった。横の壁にはずらりと本棚が並び、その反対側の壁には服を納めるキャビネットがある。 そして部屋の真ん中には、ホログラムの「黒い太陽」が浮かんでいた。 ドアが開いて、リテミスがそろそろと頭だけを中に入れた。「...

図書館グーゴルプレックス] 皇帝ではなく、清掃員との出会い

 概要: 「だ、誰だお前は!」 思わず声をかけてしまうリテミス。なぜなら怪しかったからだ。「なに、誰か居るのか!?」「な、なんですか?」 冒険家とフェスエもそっちを見る。まずい。兵士に見つかったか? 問題の人物はちょっとためらっていたが、観念して物陰から出てきた。「ああいやそのー、すまない、驚かすつもりはなかったのだ。撃たないでくれ、撃たないでくれよ!」 そう言いつつビクビクと両手を挙げる老人に、リテミスが詰...

図書館グーゴルプレックス] フェスエによる重大な発見

 概要:  ポッドは決死の覚悟で突進したのだが、しかし建物には都合よく謎の穴が開いていた。 ちょうどポッドが入れるほどの大きさがあり、いくら建物が巨大だったからと言ってもおかしな話だが、これは水を欲張って取り込もうと設計した、帝国の設計技師にそもそもの責任があった。 とにかく、ポッドは穴に入り、曲がりくねった狭い通路を壁にさんざんぶつかりながら下に向かって落ちていった。 通路は兵士の通るものではなかったので...

図書館グーゴルプレックス] 領空侵犯

 概要:  黒い惑星の上空を音も無く駆け抜ける。 穴のふちをよく見ると、やはり建造物がびっしり立ち並んでいた。 高度がやや低くなっているので、いまでは建造物自体もよく見える。「……ずいぶんと威圧的だの」 林立する建造物はその全てが角ばっていて、威嚇するようにとんがった部分も多い。 さらに下よりも上が広がったデザインで、見上げたときに圧倒する効果を狙っているのだろう。「大学の講堂なんですがね、名目上は」 呆れた...

図書館グーゴルプレックス] 黒い太陽への旅立ち

 概要:  廊下を少し歩いたところに、たくさんのハッチが開いている場所があった。 脱出ポッドの区画だ。 大体のポッドは使用されたようだったが、ひとつだけ未使用のものがあった。 壁にある開いた本の模様を押すと、ハッチが開いた。 三人はその中に入る。中はすぐ、狭いポッド内部になっていた。 席に着き、シートに体を固定する。廊下から、少女がそれを見守っている。 固定が終わると、リテミスが空中に声をかけた。「JAL!...

図書館グーゴルプレックス] 艦隊の再出発

 概要:  無数の星たちのもと、チャルグウィッ大学理工学部航空空洞工学科所属第十三空洞侵略艦隊は、あらたな隊列を組んでいた。 そして少女はぴんと背筋を伸ばしたまま、コンソール前に座っていた。ガチガチに緊張しているのである。真っ赤なシートから背中は離れ、頭には艦を脱出した(前)艦長の残していったぶかぶかの帽子を乗せている。 フェスエ、リテミス、冒険家の三人はその後ろに立ち、手を背中の方で組んでいた。 リテミス...

図書館グーゴルプレックス] 少女の演説

 概要:  リテミス、フェスエ、冒険家の三人は大型スクリーンの前に立ち、それぞれ何度もせき払いしたり、声をちょっと出してみたり、服のシワを引っ張って直していた。「赤いあめんぼ」に関する、呪文めいた文章を唱えている者もいる。 わけもわからず部屋の隅に立ち尽くす少女の前で、突然三人はスカーフを口に巻き始めた。あれはどこで拾ったんだろう、と少女が思っていると、フェスエが近くのコンソールまで小走りで行き、ちょっとい...

図書館グーゴルプレックス] 先ほど以上の大混乱

 概要:  四人は廊下を走っていた。廊下には警報が鳴り響いていたし、周り中から、怒号や罵声や悲鳴がごっちゃになったものがずっと聞こえていた。 廊下に面した部屋からはひっきりなしに兵士が出て、四人にぶつかりそうになりながらどこかに逃げて行った。 しかも部屋から廊下に出るのは、兵士だけではなかった。 ある部屋からは爆発音とともに机だった本のカタマリが飛び出てきたし、別の部屋からは水の濁流が、また別の部屋からは壁...

図書館グーゴルプレックス] コンピュータへの残酷な尋問

 概要:  四人は廊下の端、大きな扉の前に立っていた。 少女の説明によれば、この部屋に主要な論理機関が集まっているらしい。 リテミスが扉の横のパネルで八桁の数字を打ち込むと、扉が重々しく開く。 中はさながら図書館のようになっていた。 壁中が棚になっており、手帳サイズの本がぎっしりと天井まで詰まっている。 いや、よく見ると、天井にも本が詰まっていた。 そして床にも。 壁という壁が、すべて本の収納に当てられてい...
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